個人事業主・会社経営者に朗報です!!
2017年1月4日より国税のクレジットカード払いがスタートします。
現在税金を間接的にクレジットカード払いできる方法として、セブンイレブンでのnanaco払いがありますが、1回で25万円までという制限があります。
そのため、個人事業主や会社経営者で30万円以上の税金を支払う場合にはこの方法が使えませんでした。
しかし国税庁がクレジットカード払いに対応することで、直接クレジットカード払いすることが可能になります。
Table of Contents
クレジットカード納付が可能な税目
・ 申告所得税及び復興特別所得税
・ 消費税及び地方消費税
・ 法人税(連結納税を含む)
・ 地方法人税(連結納税を含む)
・ 相続税
・ 贈与税
・ 源泉所得税及び復興特別所得税(告知分のみ)
・ 源泉所得税(告知分のみ)
・ 申告所得税
・ 復興特別法人税(連結納税を含む)
・ 消費税
・ 酒税
・ たばこ税
・ たばこ税及びたばこ特別税
・ 石油税
・ 石油石炭税
・ 電源開発促進税
・ 揮発油税及び地方道路税
・ 揮発油税及び地方揮発油税
・ 石油ガス税
・ 航空機燃料税
・ 登録免許税(告知分のみ)
・ 自動車重量税(告知分のみ)
・ 印紙税
(注意) 「告知分」とは、国税通則法第36条の規定により、税務署長が行う納税の告知を指します。
印紙を貼り付けて納付するなど、納付書を添えて納付されない税目は除きます。
なお、源泉所得税及び復興特別所得税(告知分以外)、源泉所得税(告知分以外)は、平成29年6月からの開始を予定しています。
支払いに利用できるクレジットカード
Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、TS CUBIC CARD
ほぼすべてのクレジットカードでの支払いが可能とういことになりますね。
お支払は、一括払い・分割払い(3回、5回、6回、10回、12回)又はリボ払いの中からお選びいただ くことができます。
国税をクレジットカード払いする方法
「国税クレジットカードお支払サイト」において、次の手順で納付手続を行います。
ださい。
してください。
なお、納付手続の完了後、その納付手続により納付済となった国税については、納税の猶予等を
受けることはできませんのでご注意ください。
い。
クレジットカード払いには手数料がかかります
国税をクレジットカード払いするには、手数料がかかります。
1万円未満の場合は76円(税別)、以後1万円を超えるごとに76円 (税別)を加算した金額となります。
税込みですと、1万円未満が82円、以後1万円を超えるごとに82円になります。
例えば2万円の税金をクレジットカード払いすると、82円×2=164円の決済手数料になります。
10万円であれば、820円ですね。
クレジットカードで支払うとクレジットカードのポイントがたまります。
還元率1%のクレジットカードであれば、決済手数料よりもクレジットカードのポイントの方が多くたまるのでまぁ損はしないですね。
家族名義の国税もOK
家族名義の所得税も、利用者情報の欄に家族の情報を入力すれば家族以外のクレジットカードで支払うことが可能だと書かれています。
なので税金の名義とクレジットカードの名義は一致していなくても問題ないことになりますね。
例えば、法人税や源泉所得税を個人のクレジットカードで支払うことが可能ということです。
まだ実際にやっていないのでわかりませんが、来年源泉所得税を支払うときに実践してみたいと思います。
私にとっては画期的
私は個人事業主です。
11月までの収入がものすごいことになってしまい、急きょ12月より法人化することにしました。
11月時点での収入を元に所得税を計算してところ、250万円でした。
予定納税ですでに50万円は支払い済みなので、2017年3月31日までに残り200万円支払わなくてはいけません。
これまではそんなに所得税がなかったので、セブンイレブンでnanaco払いで対応していました。
しかし100万円を超えるともうnanaco払いにするのも大変です。
一応所得税などの国税はコンビニ払いが可能で、職員にいえば納付書を数枚に分けることもできます。
だとしても、200万円をnanaco払いにするには25万円の納付書が8枚必要になります。
nanacoチャージするにも200万円もできるかどうかの問題がありますし、手間も時間もかかってしまいます。
なので今度の所得税は現金で支払うつもりでいました。
そこに今回の国税のクレジットカード払い対応のニュースが入ってきて、私にとってはとてもラッキーなニュースとなりました。
私はリクルートカードプラスを持っています。
リクルートカードプラスの還元率は2%です。
国税のカード払いに0.82%の手数料がかかるとはいえ、2%のリクルートカードプラスなら1.18%分得をしますね。
なので断然カード払いがお得です。
カード払いならクレジットカードの限度額までは一括で支払いができますので、nanaco払いよりも楽に支払いができます。
でも私のリクルートカードプラスの限度額は現在70万円です。
来年3月までカードの限度額アップの申請をしてどうにか所得税の全額をリクルートカードプラスで支払いできればと思っています。
それが不可でも所得税の納付書の分割をしてもらい、70万円はリクルートカードプラスで残りは別のクレジットカードにするという方法もできるので、所得税を全額クレジットカード払いにしたいと思っています。
実際にリクルートカードプラスで所得税を支払ってみました。
e-Taxで確定申告して所得税148万円をクレジットカード払いしました
2018年7月にもリクルートカードプラスを利用して法人税等を支払いました。
法人税・地方法人税・源泉所得税及復興特別所得税を含めて、8月の引き落としはは319,039円でした。
8月に付与されたリクルートポイントは6,380ポイントです。
リクルートカードプラスの還元率は2%なので、319,039円の2%は6,380でしっかり税金支払い分のリクルートポイントが付与されています。
法人化しても経営者の立場ですので、源泉所得税及び復興特別所得税や法人税の支払いもクレジットカード払いにできます。
サラリーマンだと給料から所得税が天引きされるので、経営者にはちょっとしたメリットだと言えますね。
手数料はかかりますが、それ以上のポイントバックがあるので断然カード払いがお得です。
沖縄にはセブンイレブンがないので、税金の支払いにnanaco払いができない沖縄在住者の方にも国税はクレジットカード払いがおすすめですよ!!
いつも有益な記事ありがとうございます。
個人の所得税はカード払いできないのでしょうか?現在、住民税は天引きせずに納付書でnanaco払いをしています。給与天引きせずにカード払いができるのであれば個人にとっても都合がいいのですが、ご存知ですか?
nanamiさんこんにちは!
個人の所得税は給与天引きになっているなら会社がまとめて支払うので個人での支払いはできないと思います。
会社が源泉徴収などしていない場合は、自分で確定申告すると思います。それなら所得税は個人で支払うことになるのでnanaco払いやクレジットカード払いができますよ。
さやさん
お返事ありがとうございます。職場の税理士さんに聞いたところ、所得税は職場で徴収して納税しないといけない決まり(法律?)とのことでした。職場の経営者はこのニュース喜んでいました。
消費税含め年間1000万近く対象になるためリクルートプラスで現金をためるか別なカードでマイルを貯めるか迷ってます。リクルートプラス以外だとどのカードが候補でありますか?
というか税金が2%もどるってほんまかいな?といまだ半信半疑です。
年間1000万円の税金の支払いということでしょうか?それはかなり大きいですね。
国税のクレジットカード払いの場合購入金額の約0.82%が手数料として徴収されるので、リクルートカードプラスの実質的な還元率は1.18%です。
またリクルートカードプラスでたまるポイントは、リクルートポイントであり現金が戻ってくるわけではありません。
リクルートプラスカード以外ではお勧めは年会費無料のリクルートカードもいいと思います。還元率は1.2%です。
還元率が1%以上あれば、手数料以上のポイントバックが得られますので、直接現金で支払うよりもお得ですよ。
畏れ入ります。
先ほどリクルートカードプラスのカスタマーセンタに確認をしたところ
国税クレジットカードお支払サイトでの支払いはポイント付加の対象外との
ことでした。
実際にリクルートカードプラスで支払をされた方はいらっしゃるのでしょうか?
たけし様
リクルートカードプラスで私は今年の1月と7月に国税サイトで税金を支払いました。
リクルートカードプラスの明細を確認したところ、税金分の支払いもしっかりポイントが付与されていました。
記事の中にその明細の画像をアップしましたのでご確認ください。
7月以降はリクルートカードプラスで税金を支払っていないので現状はどうなのかはわかりません。
でも7月の時点でポイントが付与されたのは確実です。