ANA VISAのボーナスポイントやエクストリームカードのポイントをメトロポイントに交換している方にとっては改悪です。
2016年4月25日交換分よりGポイントからメトロポイントへの交換時に5%分の手数料がかかるようになることが発表されました。
ただ手数料を回避する方法も残されているので併せて解説していきます。
2016年4月25日から5%手数料がかかります
Gポイントの発表によると、2016年4月25日から交換手数料として交換ポイントの5%の手数料が別途徴収されます。
100Gポイント⇒100メトロポイント(交換手数料なし)
100Gポイント以上交換すれば、1Gポイント単位で交換可
変更後
100Gポイント+5%Gポイント手数料⇒100メトロポイント
100Gポイント単位での交換
10,000Gポイントを交換する場合、
10,000Gポイント+500Gポイント(手数料)⇒10,000メトロポイントとなります。
PeXポイントの場合、交換ポイント数に関係なくメトロポイントへの交換手数料は一律500PeXポイント(50円相当)です。
しかしGポイントの場合5%なのでポイント数が多ければその分手数料も大きくなるのがデメリットです。
Gポイントサービス利用で手数料を回収可能
今回のメトロポイント交換手数料の発表は制度変更の1か月を切ってからの発表でした。
もう少し早めに発表してくれたらいいのにという気持ちもありますが、交換手数料を実質無料にできる方法をGポイトは残してくれました。
ポイント交換申請の前月1日~交換申請月の4か月後の末日までに広告アクションを行いポイント加算が完了すれば、メトロポイント交換時にかかった手数料がポイントバックされます。
その時に10,000ポイントの5%の手数料が500Gポイント取られます。
2016年4月1日~2016年9月30日の期間中にGポイントで広告を利用してその広告でGポイントを獲得(ポイント加算)されれば、5月1日にメトロポイント交換時にかかった手数料500Gポイントが後日ポイントバックされるということです。
この期間(4/1~9/30)に1つでも広告が有効判定されてポイント加算されていれば、期間中何度交換しても手数料は全額ポイントバックされます。
全ての広告がポイントバックの対象ではありませんが、有名どころの楽天市場やYahoo!ショッピング、ニッセン、LOHACO、ポンパレモールなどは対象になっているので、ネットショッピングをよく利用される方なら軽くクリアできると思います。
(2016年4月18日現在対象広告は1539件あります)
ただ、これらのサービスのGポイント還元率は陸マイラーに人気のハピタスには劣ります。
Gポイント | ハピタス | |
楽天市場 | 0.5% | 1% |
Yahoo!ショッピング | 0.5% | 1% |
ポンパレモール | 1% | 1.8% |
ニッセン | 3% | 3.6% |
LOHACO | 1% | 1.5% |
こちらにあげた広告すべてハピタスの方が還元率がよくなっています。
還元率のいいポイントサイトを利用したいのはもちろんですが、メトロポイントへの交換手数料を回避するためにも少額のお買い物時にはGポイントを経由するようにしましょう。
中には無料会員登録も対象広告になっているので、特に買い物する機会がない方は無料で利用できる広告を利用するのも1つの手です。
Gポイントは他のポイントへの交換時も手数料がかかる
Gポイントでは今年2月から他社ポイントへの交換時に手数料を取る改悪が相次いで発表されています。
Suicaポイントへの交換時7%の手数料
Tポイントへの交換時6%の手数料
WAONポイントへの交換時7%の手数料
いずれもメトロポイントの手数料回避条件である広告利用で手数料がポイントバックされて、実質無料でポイント交換できるようになっています。
Gポイントからこれらのポイントに交換する方が多いので手数料を取ってもっと収益をあげたいのと、ただGポイントをポイント交換専用サイトとしてしか使っていないユーザーにGポイントを強制的に使ってもらおうという魂胆が見えます。
まぁ手数料無料になるのなら広告を使って手数料を回避することになると思いますが、積極的にGポイントを使おうとは全く思えないですね。
他社ポイントサイトがGポイントに追随して交換時に手数料を取らないことを願うばかりです。