2017年10月1日よりPeXポイントからメトロポイントへの交換手数料が無料になりました。
これまでは1回の交換につき500ポイント(50円相当)のポイントが交換手数料として必要でした。
ポイントサイトのポイント⇒PeX⇒メトロポイント⇒ANAマイル
このルートを使うのが2016年7月までは当たり前でした。
しかし、2015年12月にドットマネーがメトロポイントへの交換を開始し、2016年7月25日よりハピタスがドットマネーギフトへの交換が開始となり、上記ルートを使うこともなくなりドットマネー経由を利用する方が急増しました。
陸マイラーのほとんどが手数料無料のドットマネー経由でANAマイルに交換していたことから、今回PeXからメトロポイントへの交換手数料が無料になったのだと思われます。
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PeX⇒メトロポイントの交換手数料無料で何が変わる?
当サイトで陸マイラー的におすすめしているポイントサイトは
- ハピタス
- モッピー
- ちょびリッチ
- ポイントタウン
以上の4サイトです。
ハピタス、モッピー、ちょびリッチはドットマネー・PeX両方の交換に対応しています。
一方ポイントタウンはドットマネーへの交換はできないので、必然的にPeX経由でANAマイル化することになります。
そのためポイントタウンに関しては、今回のPeX⇒メトロポイント無料化で移行が少しお得になりました。
ポイントタウンのポイントは20ポイントが1円相当です。
例えば、1万円相当のポイント(20万ポイントタウンポイント)をソラチカルートを使って交換する場合、
20万ポイントを10万PeXポイントに交換(単位が違いますが等価交換です)
10万PeXポイントを1万メトロポイントに交換 ※ここで別途50円相当のPeXポイントが必要でした。
ポイントタウンからの移行前のPeXポイントの残高が0だった場合、上記例で挙げた10万PeXのうちから交換手数料の500PeXポイント(50円相当)を捻出することになりますので、まるまる10万PeXポイントをメトロポイントへ交換できないのが最大のメリットでした。
それが改善されて手数料がなくなったおかげで、ポイントタウンから移行したポイントは手数料を考慮せずにメトロポイントへ交換できるようになりました。
今回のPeXポイント⇒メトロポイント無料化で、ドットマネー・PeXポイントどちらへの交換にも対応しているハピタス、モッピー、ちょびリッチもPeXポイント経由でANAマイル化するかといわれるとそれは「ノー」です。
PeXよりドットマネーの方がメリットが多い
2016年までは当たり前に陸マイラーはPeX経由でANAマイル化していましたが、ドットマネーがメトロポイントへの交換を開始したことで多くの陸マイラーがドットマネーに流れたのが、今回のPeX⇒メトロポイント無料化につながっていると思われます。
ドットマネー⇒メトロポイントのルートがない時代には、PeXの交換手数料がかかってもソラチカルートはここ1本だけでしたから陸マイラーはPeXを経由せざるを得なかったのです。
しかしどのポイントに交換するにも手数料が無料なドットマネーの登場で一気にドットマネーにユーザーを取られてしまったPeX。
それを挽回すべく、陸マイラー向けにPeX⇒メトロポイント無料化を開始したのでしょう。
でも私は今後もほとんどPeXを使わず、これまで通りドットマネー経由でANAマイル化すると断言できます。
その理由は3つあります。
ドットマネーはボーナスポイントがもらえる
まず1つ目にドットマネーでは毎月キャンペーンで、他社ポイントからドットマネーへの交換で1%~3%分のボーナスがもらえます。
2017年10月ですと、
モッピーからの交換で3%アップ
GetMoneyからの交換で3%アップ
ちょびリッチからの交換で1%アップ+初交換で100ポイントプレゼント
など、マイラーが使うポイントサイトにおいて通常よりもお得にポイントを交換することができます。
交換手数料無料のうえボーナスポイントが獲得できるので、PeXよりもドットマネーがお得に交換できます。
ドットマネーギフトでもらえるので使い勝手がいい
私がメインで使っているポイントサイトはハピタスです。
ハピタスからドットマネーへの交換はドットマネーギフトとしての交換です。
ドットマネーギフトは自分のドットマネー口座に直接振り込まれるのではなく、ハピタスから発行されたギフトコードをドットマネー口座に登録することでポイントが反映されます。
ということは、自分のドットマネー口座でなく、他人のドットマネー口座にギフトコードを登録することもできます。
これが便利なのは、ANAマイルを夫婦2人で貯めている場合などです。
夫は毎月3万ポイント獲得、妻は毎月1万ポイント獲得しているとします。
夫は3万ポイントを毎月ドットマネーギフトに交換して、妻は1万ポイントを交換します。
3万ポイントをギフトコードに交換すると、1万ポイントのギフトコードが3つ発行されます。
そのため夫は1万ポイントのギフトコード3つ、妻は1万ポイントのギフトコード1つが発行されます。
夫の1万ポイントのギフトコード3つのうち、1つを妻のドットマネー口座に登録すれば、夫・妻ともそれぞれ2万ポイントがドットマネー口座に入ります。
2万ポイントはメトロポイント⇒ANAマイルへの毎月の上限ですので、夫婦で36,000マイル獲得できます。
もし夫のドットマネー口座に3万ポイント登録した場合、3万ポイントをメトロポイントに交換しても月に2万ポイントまでしかANAマイルへは交換できないので、1万ポイントはメトロポイント口座に残ってしまいます。
そうすると夫18,000マイル、妻9,000マイルで合計27,000マイルしか積算されません。
このようにドットマネーギフトで交換できることで自分以外のドットマネー口座に登録することができ、ご夫婦など家族でマイルを効率よく貯めることができます。
ドットマネーギフトでもらえることはもう1つメリットがあります。
ドットマネーギフトコードはヤフオク!に出品されています。
しかも値段以上の金額で取引されているのです。
こちらの画像をご覧ください。
5千円分のドットマネーギフトが8千円で落札されています。
1ドットマネーあたり1.6円相当です。
また10,000円分のドットマネーギフトは15,800円で落札されているので、1ドットマネーあたり1.58円ですね。
ハピタスからドットマネーへの交換は等価交換ですが、ドットマネーギフトとしてヤフオクで売りさばくと値段以上の価値が付くのです。
これもソラチカルートのおかげです。
おそらくANAマイルを貯めたいけど、ポイントを多く獲得できない方がソラチカルートのにのせてANAマイル化するためにヤフオクでドットマネーギフトを落札して自分のドットマネー口座に登録し、ソラチカルートでANAマイル化しているのです。
仮に1万ポイントを15,800円で落札したら、1万ポイントはソラチカルートで9,000マイルになります。
間接期に9,000マイルを15,800円で購入したことになりますね。
1マイルあたり1.75円です。
ヤフオクではANAマイルも出品されていますが、こちらは1マイルあたり2円~5円で落札されています。
直接ご自身のANAマイル口座へ加算される点と3~10営業日以内に加算されるメリットはありますが、ドットマネーギフトコードの方が断然安くでANAマイル化できるので値段以上でも取引されているのでしょう。
出品者として考えてもこれには大きなメリットがあります。
毎月大量のポイントサイトのポイントを貯めている方なら、例えばハピタスで3万ポイントを交換したポイントのうち2万ポイントは自分のメトロポイントへ交換し、残り1万ポイントはヤフオクに出品すれば、ちょっとしたお小遣い稼ぎができますね。
ハピタスの1万ポイントを直接銀行振り込みしたら1万円にしかなりませんが、ドットマネーギフトに交換してヤフオクに出品すれば15,800円で落札されるので5,800円お得になります。
(落札手数料8.64%がかかります)
ドットマネーギフトにはこのような使い方もあるのでPeXより使い勝手がいいといえます。
PeXのアカウント停止が怖い・・・(個人的理由)
私がPeXをあまり使わなくなったのは2016年2月に発生したPeX事件も原因の1つにあります。
私の無知から起こったことですが、16万円相当のポイントを没収されてしまいました。
[blogcard url=”https://mileage-johokan.com/blog-entry-2174.html”]
複数アカウントのためのアカウント停止だったのですが、登録してポイント移行まではできていたのですが、実際にPeXから他社ポイントへ交換しようとしたところポイント交換できずにそのまま没収となりました。
当時は複数アカウントがNGだとは知らずにやってしまったことで規約を読まなかった自分自身が悪いのですが、それからはPeXにポイントを交換するのが怖くなってしまいました。
またポイント交換のときにエラーがでてポイントが交換できなくなってしまったら・・・と考えると恐怖しかありません。
(もう複数アカウントはしていませんが。)
普通にPeXを使っている方ならこのような心配はないですよ!!
まとめ
陸マイラー向けの施策としてPeXからメトロポイントへの交換が無料化されました。
ソラチカルートには2つのルートがあります。
1つはドットマネーを経由するルート
ポイントサイト⇒ドットマネー⇒メトロポイント⇒ANAマイル
もう1つはPeXを経由するルート
ポイントサイト⇒PeX⇒メトロポイント⇒ANAマイル
今までドットマネー経由がお得とされてきましたが、今回のPeX交換手数料無料化で差がなくなりました。
ただ、ドットマネーの交換増量キャンペーンがあったり、ドットマネーギフトコードの使い勝手のよさから今後もドットマネーのソラチカルートを使う方が多いと思われます。
私自身もこれまで通りドットマネー・PeX両方に対応しているポイントサイトはドットマネーに交換する予定です。
ドットマネーは1ポイント=1円相当とわかりやすいのですが、PeXは10ポイント=1円相当なのでそこもユーザーからすればPeXのデメリットと言えるでしょう。
PeX⇒メトロポイントの交換無料化でどこまでPeXがドットマネーからユーザーを取り返すことができるのかが気になるところです。
あまり結果が出ない場合には、ドットマネーのような交換増量キャンペーンも開始されるかもしれません。
今後に期待したいと思います。
PeXポイントの残高が0だった場合、上記例で挙げた10万PeXのうちから交換手数料の500PeXポイント(50円相当)を捻出することになりますので、まるまる10万PeXポイントをメトロポイントへ交換できないのが最大のメリットでした。
?!?!?!
ペックスの残高がゼロなのに移行できるのがわからないし
交換できないことのどこがメリットかわかりません
あ、ペックスの残高がゼロなのにメトロに移行できるから?そりゃぁ、いいや、その方法知りたいです
ペックスに残高なくてもメトロが増える。うれしいなぁ
楽しみだなぁ
10万PeXポイントを移行する前のPeXポイントの残高が0だったらという意味です。
その直前に「10万PeXポイントを1万メトロポイントに交換 ※ここで別途50円相当のPeXポイントが必要でした。」
と記載していますのでPexポイントの移行後の残高が0ではないのは理解できるのではないのでしょうか?
>ペックスに残高なくてもメトロが増える。うれしいなぁ
>楽しみだなぁ
そんな方法あるのですか?
逆に私が教えて欲しいですね~。
PeXからメトロポイントへの交換手数料が無料になったので、住所の異なる家族にPeXに登録してもらい、私のメトロポイントに集約させようと企てているのですが、既に私のPeXから私のメトロポイントに交換していた場合、紐付けされてしまい、新たな家族のPeXから私のメトロポイントへの交換は不可能ですよね?楽天ポイント→ANAマイルのようになればいいのに…
1つのPeXアカウントから複数のメトロポイントへの交換はNGだと思います。
他人の口座へのポイント交換ということになりますから、不正交換となりPeXアカウントが停止されるのでやめておいた方がいいですよ。
逆に、複数のPeXアカウントから1つのメトロポイントへの交換もNGですよね?楽天ポイント→ANAマイルの場合は、それが可能なんですよ。
複数のPexアカウントから1つのメトロポイントへの交換もNGだと思います。
PeXの名義とメトロポイントの名義が異なるとアカウント停止になる可能性はあると思います。
楽天からANAマイルができているとはいえ、それも問題ありだなのでバレた時にはアカウントが削除される可能性もあるのでご注意ください。