2019年のiPhoneはiPhone11、iPhone11 Pro、iPhone11 Pro Maxの3種類。
私はこれまでiPhone8 PLUSを使っていましたが、発売後にiPhone11 Pro Max(A2220)を購入しました。
私が購入したiPhone11 Pro Maxは香港版です。
何で日本にいるのに日本のiPhone11 Pro Maxではなく香港版iPhone11 Pro Maxを購入したのか?
日本版と香港版の大きな違いは2つ
- Dual SIM
- シャッター音が消せる
この2つの違いが私には大きかったので、今回香港版のiPhone11 Pro Maxを購入しました。
香港版のiPhone11 Pro Maxのレビューしていきます。
Table of Contents
Etorenで香港版iPhone11 Pro Max256GBを購入
iPhone11が発売されたのは9月20日。
私が購入したショップ【Etoren】での香港版iPhone11の発売は9月23日でした。
9月22日に注文して、発送連絡があったのが9月25日でした。
しかし実際には9月23日には発送済みで、9月25日に日本に到着、その後9月27日に自宅に到着しました。
発送はFedExでした。
香港から日本まで4日で届きました。
私は沖縄在住ですが、日本のネットショッピングで注文するのとほとんど変わらない日数での到着で驚きました。
【Etoren】でiPhone11 Pro Maxを注文したその日に楽天市場でケースとガラスフィルムも購入しました。
こちらはゆうパケットでの発送で到着まで1週間かかりました。
香港から発送された商品よりも日本から発送する商品の方が遅くなるとはおかしな話です。
私がiPhone11 Pro Max 256GBを注文した時の価格は18万1,200円
送料が1,956円で、合計183,118円でした。
Etorenは商品価格と送料以外に料金はかかりません。
別のショップでは商品受取時に関税と消費税を徴収されることがありますが、Etorenでは購入時の支払い額だけなので、いくらか分かりやすくおすすめです。
現在iPhone11 Pro Max 256GBは少しお値段も下がって、送料入れても18万円以下で購入できます。
Etorenで香港版デュアルSIM iPhoneをチェック
香港版iPhone11 Pro Maxレビュー
香港版iPhone11 Pro Max 256GBを購入しました。
香港版iPhone11 Pro Maxはコンセントの形が日本とは異なります。
しかしEtorenから送られてきたiPhone11には日本のコンセントに差し込みできるアダプターが付いていました。
アダプターを付けることで付属の電源アダプターから充電することが可能です。
私はシルバーを購入しました。
iPhone11シリーズでは新色のミッドナイトグリーンが人気らしいですが、私の好きな色ではなかったのでシルバーにしました。
特徴的なカメラレンズもなぜだか見慣れると格好よく感じられます。
左がiPhone11 Pro Max、右がiPhone8 PLUSです。
ホームボタンがなくなったので、画面がとても大きく感じます。
サイズ自体の大きさは変わらないので画面だけ大きくなってスッキリした印象です。
これまでずっとホームボタンがあるものを使っていたので、iPhone11 Pro Maxの操作に慣れるのに苦労しましたが、1週間ほどで慣れました。
今ではホームボタンのあるiPhoneの操作に手こずっています(笑)
旧iPhoneからの移行が簡単に!
元々使っていたiPhone8 PLUSからiPhone11 Pro Maxに移行する手続きをしたのですが、これが非常に簡単でした。
旧iPhone(移行元)のiOSが11以降であれば、Wi-Fi環境さえあればバックアップなく簡単に移行することができます。
iPhone11 Pro Maxを起動させて、クイックスタートの画面が出た時に移行元のiPhoneをiPhone11 Pro Maxに近づけると、移行元のiPhone側に【新しいiPhoneを設定】という画面が表示されるので【続ける】をタップします。
移行元のiPhoneで表示される丸い枠内に入れてiPhone11 Pro Maxの画面に表示された模様を写し、パスコードを入力すると移行手続きがスタートします。
転送作業が終わると、iPhone11 Pro Maxにアプリが次々とインストールされていきます。
自動的にインストールされたアプリは起動すると、そのアプリのアカウントにログインされた状態で利用できるところも便利です。
LINEアプリやWalletに追加されているクレジットカードなどは追加はされますが、設定が必要になります。
香港版iPhone11 Pro MaxでもモバイルSuicaやApple Payが利用できるのを確認しました。
Dual SimでiPhone2台持ちにさよなら
私が香港版iPhone 11 Pro Maxを購入した一番の理由がDual Simであること。
日本版のiPhone 11シリーズはeSIMが搭載されていてます。
1枚は物理SIMカード、もう1つはeSIMが利用できます。
現在eSIMでサービスを提供しているのは格安SIMのIIJmio(アイアイジェイミオ)のみです。
IIJ mioのeSIMはデータ専用で、主回線には音声通話SIMを設定し、データ通信専用として副回線にIIJ mioのeSIMを使うことができます。
私はIIJ mioではなくBIGLOBEモバイルでデータ通信をしたかったのでeSIMは最初から考えていませんでした。
これまで私はiPhone 8PLUSにメインのドコモ回線を入れ、iPhone7 PLUSに格安SIM「BIGLOBEモバイル」のタイプA(au回線)のSIMを入れてデータ専用として使っていました。
ドコモの回線でもデータ通信はできるのですが、シェアプランの契約で家族とデータ量をシェアしていることもあり、使いすぎ防止のため私はBIGLOBEモバイルでデータ通信を利用していました。
左がiPhone8 PLUS、右がiPhone7 PLUS
バッグの中に2台のiPhoneを入れていると、画面同士がぶつかってガラスフィルムが割れることがありました。
それもあり、Dual SimでiPhone1台にまとめたいという思いが強くなりました。
iPhone 11 Pro Maxは右側にSIMトレーがあります。
SIMトレーには2枚のSIMカードが表と裏に挿すことができます。
こちらは表側
SIMトレーをひっくり返すともう1枚SIMカードが挿せるようになっています。
バネが付いていて、SIMトレーを差し込む時にSIMカードがトレーから落ちないように工夫されています。
【設定】→【モバイル通信】では2枚のSIMカードの設定ができます。
私の場合、主回線がドコモ、副回線がBIGLOBEモバイルのSIMカードになっています。
モバイルデータ通信は副回線のBIGLOBEモバイル。
デフォルトの音声回線は主回線であるドコモを利用。
【モバイル通信プラン】をタップすると詳細設定ができます。
【モバイル通信プランの名称】は副回線となっていますが、他の文字列に変更可能です。
【モバイル通信プランの名称】をタップすると名称の変更ができます。
【カスタム名称】をタップすると好きな文字に名称を変更できます。
自分が判別しやすい名前を付けることもでき便利です。
ドコモのメール設定が少し厄介だった
香港版iPhone11 Pro MaxにドコモのSIMカードを挿すと通話と通信はすぐにできますが、iPhoneに入っているメールアプリでドコモメールを利用するには、ドコモメールのプロファイルが必要です。
Wi-FiをOFFにして、My docomoからプロファイルをダウンロードするのですが、iPhone11 Pro Maxではダウンロードのボタンは表示されますが実際にはダウンロードされません。
【許可】をタップしてもダウンロードできない状態です。
そこで香港版iPhone11 Pro Maxのメールアプリでドコモメールを利用するために必要なプロファイルダウンロードの方法をご紹介します。
まずWi-FiをOFFにした状態で、SafariからMy docomoを開きます。
ずーっと下の方にスクロールしていきます。
するとその他プロファイルという項目がでてきますので、【その他のプロファイルダウンロード】をタップします。
【ドコモメール利用設定】をタップするとプロファイルがダウンロードされます。
iPhoneの設定をタップすると【プロファイルがダウンロードされました】と書かれていますので、そこをタップします。
右上の【インストール】をタップするとインストールがスタートします。
プロファイルに【ドコモメール利用設定】が追加されました。
これでiPhoneのメールアプリでドコモメールでの送受信が可能になります。
ちなみにデータ通信専用として利用しているBIGLOBEモバイルはSIMカードを挿しただけでは通信はできないので、BIGLOBEモバイルの公式サイトより専用のプロファイルをダウンロードして利用できるようにしました。
香港版iPhone デュアルSIMをEtorenでチェック
楽天市場で香港版 デュアルSIMをチェック
シャッター音はマナーモードにするとならない
香港版のiPhone 11 Pro Maxはマナーモードにしてカメラアプリを使うとシャッター音が鳴りません。
私がカメラを使うのはほとんどが子供の撮影です。
iPhonenのシャッター音ってとても大きいのがネックですよね。
学校参観日や運動会、学習発表会などでシャッター音をバシャバシャ鳴らして写真を撮られる保護者は結構います。
私は普段そのような場面では標準のカメラアプリは使わずに、Microsoft Pixを使って写真を撮っています。
Microsoft Pixで写真を撮ると音が鳴らないのですが、あまり使い勝手がよくないので標準アプリを使いたいというのが本音です。
そんな時に香港版のiPhoneは大助かりです。
静かな場所でもシャッター音を鳴らさずに好きなだけ、好きなタイミングで写真が撮れるのでこれだけでも香港版のiPhoneにしてよかったなぁと思えます。
カメラの機能も秀逸
今回iPhone8 PLUSからの機種変更でしたが、カメラ機能が飛躍的によくなっているなと感じました。
iPhone7 PLUSからポートレート機能は付いていましたが、ポートレートの機能もさらに向上しています。
これまでのポートレート機能は被写体から2.5m以上離れないと使えなかったのですが、近くのものでもポートレート機能が使えるようになりました。
こちらはiPhone11 Pro Maxで標準で撮った写真です。
ポートレートの【自然光】で撮ったのがこちら↓
ポートレートの【スタジオ証明】で撮ったのがこちら↓
ポートレートの【輪郭協調照明】で撮った写真がこちら↓
【自然光】【スタジオ照明】【輪郭強調照明】【ステージ照明】【ステージ照明(モノ)】【ハイキー照明(モノ)】
ポートレート機能だけでも6種類の撮り方ができるんです。
後ろをぼかすことで被写体がとてもきれいに見えるポートレート機能だけでも感動ものです。
iPhone11 Pro Maxはカメラとしての利用もおすすめです。
ナイトモードで暗い夜でも奇麗に撮れる
今回iPhone11になって初めて搭載されたのがナイトモード。
ポートレート機能の次に期待していた機能です。
どうやって使うのかは簡単で、暗い場所の撮影では自動的にナイトモードになります。
(ナイトモードをオフにして撮影も可能)
では同じ角度で撮ったナイトモードオフとナイトモードオンの画像をご覧ください。
ナイトモードオフ時
ナイトモードオン時
同じ時間に同じ角度で撮った写真でこんなにも違いがあるんです。
iPhone11のナイトモードすごいですね。
夜暗くなってからでもこれだけ明るく撮れるなら、人の表情も分かります。
今まで夜はあまりうまく撮れなかったのですが、ナイトモードのおかでで奇麗な写真を残せそうです。
ナイトモードになると画面を横にしている時には左側に黄色の秒数(下の画像では2秒)が書かれた部分が表示されます。
シャッターボタンを押してその秒数だけカメラを動かさずにいるとナイトモードでの撮影が可能です。
ナイトモードの機能は香港版だけでなくiPhone11シリーズ全てに搭載されていますので、お持ちの方はぜひ活用ください。
この他にも広角レンズも搭載されたりとカメラの機能が電話とは思えない程充実していて買ってよかったと思えるレべルです。
まだ全然使いこなせていませんが、少しずつカメラ機能も覚えてマスターしていきたいです。
香港版iPhone 11 Pro Maxまとめ
香港版iPhone11 Pro Maxを簡単にレビューしました。
香港版iPhone11は、Dual Simであることと、シャッター音が鳴らないことの2点のみ日本版と違います。
日本版iPhone11 Pro Max 256GBは約15万円です。
香港版は約18万円なのでその差は3万円。
3万円プラスしてDual Simとシャッター音が消せる機能が付いていると考えればコスパは非常にいいと思います。
私は毎年iPhoneを変えるわけではないので、3万円高くてもこの2つの機能が付いているだけで、長い目で見ればいい買い物ができたなぁと思います。
香港版iPhone11 Pro Maxに変えてから、
・iPhoneの2台持ちが不要になった
・iPhone2台持ち卒業でガラスフィルムが割れる可能性が低くなった
・シャッター音が鳴らないのでいつでも気軽に写真を撮れるようになった
・iPhoneが【香港版】というだけで話のネタになる
・子供のお友達に最新版iPhoneを持っていることを褒められるようになった
というような変化がありました。
毎日使うものなので、新しい機能も少しずつ覚えて使いこなせればと思います。
iPhone11にはDUAL SIMとeSIMの2種類あり、ETORENでは両方販売されています。
物理SIMが2枚挿せるのはDual Simですので、お間違えの無いようしてください。
iPhone11 Pro MaxのケースとガラスフィルムはiFaceでお馴染みのHameeで購入しました。