「ANAマイルを貯めるにはどのカードを作ればいいですか?」
という質問を時々いただきます。
- ANAカードでマイルを貯める
- ANAと提携しているクレジットカードでマイルを貯める
十人十色です。
1番いいのはコストを最小限に抑えてANAマイルを最大限に貯めることだと思います。
そこで陸マイラー歴13年目のさやがANAマイラー初心者に
「コストを最小限に抑えてANAマイルを貯める方法」をご紹介したいと思います。
Table of Contents
コストをかけずにマイルを貯める
コストがいくらかかってもいいからマイルを最大限に貯めたいというのであれば、
年会費が高額なダイナースクラブプレミアムカード・ANAワイドゴールドカード・AMEXカードなど何枚でも持てばいいと思います。
でもマイラー初心者なら
「マイルを貯めるのに年会費などで費用がかかってはあまり得しないんじゃないか?」
と考えている方が多いと思います。
そこで今回は
「コストをあまりかけずにマイルを貯めること」
という前提でANAマイルを貯める方法をご紹介したいと思います。
マイルを貯めるにはまずマイルが貯まるクレジットカードを持つことが最低条件です。
クレジット機能なしのANAマイレージクラブEdyカードやANAマイルに交換できる無料のポイントサイトなどを利用しても貯めることは可能ですが、
特典航空券に交換するまでに相当な時間がかかります。
ですから1番最初にANAマイレージが貯まるクレジットカードを作ることをおすすめします。
ではどのクレジットカードを持てばいいのか?
ここが1番大切なところです。
そこでさやはこの3枚+α(1枚)をおススメします。
エクストリームカード+ソラチカカードの組み合わせが最強
一番のお勧めは「エクストリームカード」+「ソラチカカード」です。
エクストリームカードはジャックスから発行されているクレジットカードです。
カード利用1,000円につき10ポイント貯まります。
貯まったポイントは2,000ポイントから交換できます。
エクストリームカードのポイントはGポイントに交換すると
2,000ポイントが3,000Gポイントになります。
2,000ポイントは20万円のお買い物で貯まるポイント数で、3,000円相当のGポイントに交換できますから、還元率は1.5%になります。
Gポイントに交換すれば、ソラチカカードの登場です。
Gポイントはメトロポイントへ等価交換できます。
ソラチカカードはTo Me CARDの一種なので、ソラチカカードを持っていればGポイントをメトロポイントへ交換可能です。
3,000Gポイントは3,000メトロポイントになります。
メトロポイントからANAマイルへの交換レートは10:9なので、
3,000メトロポイント⇒2,700ANAマイル
ANAマイル還元率は1.35%になります。
3,000エクストリームポイント⇒3,000Gポイント⇒3,000メトロポイント⇒2,700ANAマイル
エクストリームカードなら、100円につき1.35マイル貯めることが可能!!
Gポイントからメトロポイントへの交換専用としてソラチカカードが必須ですが、ソラチカカードはポイント交換専用として持っていればいいので、ANA JCBカードの移行手数料がかからない5マイルコースがお勧めです。
ソラチカカードを申し込み時にコースの選択画面がありますので、5マイルコースを選択すればOKです。
エクストリームカードは初年度無料、2年目以降は年間カード利用額30万円以上で無料になりますから、メインカードとして使えば年会費無料が維持できます。
2枚持ちによる年間コストはソラチカカードの年会費2,160円だけなので、最もコストをかけずにANAマイルを貯めることができる最強のペアです。
【参考記事】 2017年ANAマイルが貯まる最強カードはこれだ!
ANA VISA Suicaカードは811円で毎年1,000マイルもらえる
サブとして最もお勧めなのが「ANA VISA Suicaカード」です。
ANAカードは持っていた方がいいのでその中でもコストを最小限に抑えることができる
ANA VISA Suicaカードがお勧めです。
ANA VISA Suicaカードは初年度年会費無料、2年目以降の年会費は2,000円(税抜)ですが、
「マイペイす・リボ」へ登録し、年に1回以上カードを利用した場合、年会費は751円(税抜)になります。
1,000円=10マイルコースにするとマイル移行手数料が年間6,000円(税抜)かかりますが、
1,000円=5マイルコースなら移行手数料は無料です。
ANA VISA Suicaカードはサブカードとして使うので
1,000円=5マイルコースで十分です。
ANA VISA Suicaカードを持っていると入会ボーナスマイルが1,000マイル
継続ボーナスマイルが毎年1,000マイルもらえます。
またANAカード独自の特典である
フライトボーナスマイル+10%積算や
ANAカードマイルプラス利用でのボーナスマイル
ANA FESTAでの会計10%OFF
などのサービスが受けられます。
これらの特典を受ける時にはカード提示するだけでOKなので、
支払いは別のカードや電子マネーでもいいんですよ。
毎年751円(税抜)の出費で1,000マイル獲得できるお勧めカードです。
3枚の年間コストは3,000円以下
こちらでご紹介したエクストリームカード・ソラチカカード・ANA VISA Suicaカードの3枚を作ってマイルを貯めるのにかかる費用は、
ソラチカカードの2年目以降の年会費2,160円+
ANA VISA Suicaカードの2年目以降の年会費811円=2,971円(税込)です。
エクストリームカードはカード利用額30万円以上で年会費無料になるのでコストはかかりません。
メインカードをエクストリームカードにして、2,000ポイント貯まったらGポイントに交換、メトロポイントを経由してANAマイルへ交換する。
ちょっと交換の手間はかかりますが、ここまでコストカットしてマイル還元率が1%超なのでお勧めです。
また毎年ソラチカカードとANA VISA Suicaカードの継続ボーナスマイルがそれぞれ1,000マイルもらえます。
2枚なので2,000マイルです!!
3,000円のコストはかかりますが2,000マイルが入ってくれば十分お得ですね!!
誕生月だけライフカードをメインカードに昇格すればなおよし
この3枚でも十分ANAマイルを貯めるのに最適ですが、
あと1枚持っていて得するカードがあります。
それは「ライフカード」です。
「ライフカード」は年会費・マイル移行手数料とも無料なのでコストは一切かかりません。
通常使う分にはあまりポイント還元率は高くないのですが、
誕生月にはポイントが5倍貯まり(100円につき1.5マイル)、
どのANAカードやANA提携カードよりも高還元になります。
貯まったポイントを直接ANAマイルへ交換すれば、誕生月は100円につき1.5マイルですが、Gポイント⇒メトロポイントを経由してANAマイルに交換することも可能です。
そうすると、直接ANAマイルに交換するよりも交換レートがアップし100円につき2.25マイルになるんです!!
Gポイント⇒メトロポイントの交換ルートが使えるのは、ソラチカカードを持っている方限定です。
メインカードでエクストリームカードを使うならソラチカカードは必須ですので問題ないですね。
ぜひライフカードは誕生月にだけメインカードとして使うカードにすることをお勧めします。
還元率は悪いですが、ライフカードはEdyチャージでもポイントが付与されるカードですので
Edyを現金チャージされている方ならライフカードをEdyチャージ用として使えばポイントが貯まります。
(1,000円につき1.5マイル)
コストをかけずにマイルを貯めるまとめ
以上がコストをあまりかけずにANAマイルを貯めるために必須のカードとなります。
クレジットカードをできるだけ作りたくないという方もいらっしゃると思います。
そういう方は「エクストリームカード」+「ソラチカカード」の2枚でもOKです。
まぁライフカードはコストが一切かかりませんので、
持っていても損はしないので、できれば持っていた方がいいのですが。。。
メインカードは「エクストリームカード」にして、
ANA航空券購入やANAカードマイルプラスなど
ANAカード独自の特典を受ける際にのみ「ソラチカカード」を使い、
誕生月には「ライフカード」をメインにもってくるというのがベストです。
この3枚にかかる費用は年間2,971円(税込)です。
1マイル=1円と考えている方なら、年間297,100円のカード利用で
それ以上のポイント(マイル)が貯まりますので十分元は取れますね。
今ならANAカードの入会キャンペーンも実施されていますので
これからANAマイルを貯めたい方はキャンペーンを利用して入会すれば
お得にマイルも貯められますよ。
コストをかけずにマイルを貯めたい方には上記3枚のカードが最もお勧めです。