我が家は2012年8月に住宅を購入しました。
それから4年半後の2017年3月に完済することができました。
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住宅を購入した当時
住宅ローンを購入した時のことをブログに書いていました。
住宅ローンの契約が終わってから5日後に妊娠が発覚しました。
住宅ローンは楽天銀行のフラットを利用して、スピード審査で3営業日で審査に合格することができました。
フラットにはフラット35とフラット20があり、住宅ローンの期間が35年・20年と異なります。
フラット20の方が金利が安かったので我が家はフラット20で契約しました。
購入した住宅がフラットの基準を満たしているかチェックしてもらうための手続きや不動産会社とのやりとりは全部私が行いました。
ちょうどつわりが酷いときで、当時は体調がキツかったです。
なんだかんだですべての審査をクリアして、楽天銀行のフラット20で住宅ローンを契約することができました。
2012年8月に引っ越しして、2012年9月から住宅ローンの返済がスタートしました。
購入した住宅は総額3200万円ほどで、頭金で2200万円入れたので、借入金額は1000万円でした。
契約した時の住宅ローンの金利は1.56%で、5年間は1.26%と優遇されました。
毎月の返済額は47,000円で、アパートの家賃よりも安くて余裕をもって返済していました。
住宅ローンを組んで3年半後に300万円繰り上げ返済
住宅ローンを組んで3年半が経った2016年4月、ずっと凍結されていた私の新生銀行の口座が凍結解除され、定期預金200万円を引き出すことができました。
新生銀行ずっと凍結されていた200万円引き出せました
このお金に100万円を足して、合計300万円を住宅ローンの繰り上げ返済に充当しました。
300万円の繰り上げ返済により6年3か月返済期間が縮小できました。
住宅ローン300万円繰り上げ返済で返済期間が6年3ヶ月短縮!
2016年4月時点で住宅ローンの期間が残り10年となりました。
住宅ローン控除を受けていたのですが、住宅ローンの期間が過去に返済した期間を含めて10年を切ると住宅ローン控除が受けられなくなってしまいます。
その兼ね合いで、残りは住宅ローン控除が受けられるまでは繰り上げ返済しないでおこうと決めていました。
我が家の住宅ローンの金利は2017年9月から1.56%に上昇し、毎月の支払額は1,000円ほどアップします。
そこで、金利がアップする前に全額返済するのと住宅ローン控除を受けて毎月返済していくのとではどちらがお得かを計算してみました。
全額返済した場合、32万円の利息分が浮きます。
この金額と残りの年数の住宅ローン控除の金額を比較したところ、全額返済がお得という結果になりました。
去年は私の事業の調子がよくて1年間で住宅ローン残高以上の貯蓄をすることができました。
そのため全額住宅ローンを返済しても、ある程度は貯金が残っていますから大丈夫だろうという判断で、全額住宅ローンを返済することに決まました。
楽天銀行に全額返済の連絡
一部の繰り上げ返済であれば、住宅金融支援機構のマイページから手続きができるのですが、全額返済の場合には契約した銀行に連絡をしなければいけません。
私は、楽天銀行で契約したので、楽天銀行の住宅ローンのマイページより全額返済したい旨メールをして、どのような手続きをするのか教えていただきました。
数日後楽天銀行から全額返済用の書類が送られてきました。
全額返済したい日は自分で選べるのですが、最低でも1か月後から指定することができます。
全額返済の場合には、指定された口座に銀行振込か来店での返済のいずれかです。
私は、毎月引き落とされる口座に返済額を入金して、毎月の返済額と合わせて引き落とされるのかと思っていました。
楽天銀行から送られてきた書類に返済日を記入して、印鑑を押印し返送しました。
後は指定した日に振り込みをすれば全額返済完了です。
後日楽天銀行から契約した時の金銭消費貸借契約証書と抵当権設定契約証書が返送されました。
この書類を見て、「本当に住宅ローン完済したんだなぁ」と実感がわきました。
住宅ローンを組んだ時には、「これから20年もの間借金を返済するために頑張らなくてはいけないのかぁ」と思ったのですが、結局は5年もかからずに返済することができました。
ここまで早く返済できたのは、借入金額を少なくして頭金を頑張ってためたこと、金利が低くてアパートの家賃以下の返済だったため余裕をもって貯金することができたのが大きいです。
家をほしいがために、銀行から借りられるだけ目一杯借り入れしていたら毎月の返済額も高くなって、繰り上げ返済も貯金もできないと思います。
住宅を購入するなら頭金は多ければ多いほどいいと、住宅ローン完済者は思います。
抵当権の設定解除
住宅ローンを完済したらこれで終わりというわけではありません。
もう1つ最後にやるべきことがあります。
それは抵当権の解除です。
住宅ローンを契約するときに銀行側から強制的に抵当権の設定をされます。
これは万が一住宅ローンの支払いができなくなった時には抵当権者である銀行は、競売にかけてお金を取り返すことができるというものです。
住宅ローンを完済しても抵当権の解除は銀行側は行ってくれません。
そのため自分で解除の手続きをするか司法書士に依頼するかしなければいけません。
ネットで調べてみると自分でもできそうですのでコストをかけずにやるために、自分でやってみたいと思います。
いつまでにやらないといけないというのはないので、暇なときに時間を見つけてやってみようと思います。
以上住宅ローンを4年半で完済したというお話でした。